ICってすごいですよね!
ICカード(アイシーカード)とは、情報(データ)の記録や演算をするためにICチップ(集積回路)を組み込んだカードの事である。チップカード (chip card) ともいい、中でも自立的な処理機能を持つものはスマートカード (smart card)、すなわち賢いカードとも呼ばれている。
カード内に半導体メモリ(RAM、ROM、EEPROM)を組み込む事により、従来の磁気ストライプカードと比べ情報量が数十倍から数千倍になり、さらにCPUやコプロセッサなどを組み込めばカード内部で情報処理が可能になるという特徴がある。
ICカードは、日本では1970年に有村国孝が発明した。同時期にフランスでもローラン・モレノ(Roland Moreno)が発明している。
ICカードをICチップの機能により分類すると、次の4つに分けられる。
メモリーカード(メモリのみ、ヒューズメモリなど):使い捨てプリペイドカードなどに利用
ロジック付きカード(アクセス制御機能等を備えたもの)
CPU搭載カード
その他(専用コプロなど)
CPUを搭載して単体で演算能力を持つICカードは1970年代後半に登場した。製品としてはブルとモトローラが共同して、1973年から1979年に掛けてメモリカードやマイコンカード(EEPROM内蔵CPU、CPU搭載EEPROM、1チップ化したもの)を開発し、これがICカードの始まりとなった。CP8技術あるいはSPOM(Self Programmable One-chip Microcomputer)構造として知られている。世界中のカードメーカーにライセンスされた。その後、STMが1982年にセキュア・メモリICを開発。日本では、凸版印刷が1983年にICチップインカードを、東芝が1984年にICカードを、ルネサス(日立)が1985年にICカードマイコン(HD65901)をそれぞれ開発。ソニーは1988年から非接触ICカードの研究開発に着手していた。
初期のCPUは4bit?8bitCPUであったが、その後、16bit?32bitCPUも搭載された。搭載CPUは、8051、8052、6805、Z80、H8、AE-4、AVR、ARM、MIPSなどがある(独自、非公開のカードもある。)。
メモリサイズは当初256bit?8KByteであったが、徐々に大きくなり2003年頃には32KByte?512KByte、1MByteになっている。 不揮発性メモリとしては、EEPROMの他にフラッシュメモリやFeRAM(FRAM)を搭載したカードがある。 はじめはEEPROMの書き換えには(Vccの他に)専用の電圧を必要としていたが、その後Vccだけで動作できる様に改良された。
RSA用コプロセッサ搭載カードは1990年代前半に登場した。DES/トリプルDESはソフトウェアで実装される場合と、専用回路で実現する場合がある。
当初のICカードはプログラムをROMに格納していたが、1990年代後半にはプログラムを不揮発性メモリにダウンロードできる仕組みを持つJavaカードやMULTOSカードが提案された。 Javaカードはカード内にJava VMを内蔵し、Javaで記述されたプログラムを実行する事ができる。 MULTOSカードは、MELという専用のアセンブラライクな言語でプログラムを記述する。 Javaの実行環境を含めたJavaカードなどでは、暗号化や電子署名の技術を使う事ができるものもある。
カードOS(通信制御・ファイル管理など)にI-TRONを採用しているカードもある。 TRONプロジェクトが提唱している電子身分証のeTRONカードもICカードの一種である。
(以上、ウィキペディアより引用)
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